誰もが一度は感じたことのある
「羨ましい」と思う感情。
「あの人は綺麗でいいな」
「働きやすそうな職場でいいな」
「お金を沢山持っていそうでいいな」
「いつも楽しそうでいいな」
他人に対して
沢山の「いいな」っていう羨ましさや嫉妬を抱いてしまう時。
今回は、他人に対して「羨ましい」と思った時の感情の対処法についての記事を紹介させて頂きます。
他人と比べてしまう自分
心理学の中では、「他人と比べる」という考え方は、自己肯定感を下げてしまい、メンタル的に良くないと言われています。
SNSに多く携わる世の中で、他人と比べずに自分を如何にコントロールできるかがとても大切な課題。
「他人は他人。自分が自分」の考え方で生きる方が自分にとって生きやすい生き方になる。
わたし自身も何度も「他人と比べてしまう自分」になってしまうことがあります。
「他人は他人。自分は自分」なんだということ。
この考え方で、他人と比べて落ち込むこともかなり減りました。その中で自分に自信がついたり、ストレスが減ったりととても生きやすくなったのです。

他人が羨ましいと思う感情を取り除く
羨ましいと思うときに、効果的と言われる方法は
- 「他人は他人。自分は自分」
- 「自分の幸せの定義を考える」
効果的だと言われる方法です。
しかしながら、うまく自分をコントロールできなくなるときがありました。
羨ましい感情は自分が欲しいもの
ある時、羨ましいと思うことは、自分が欲しいと思っているものであるということに気がつきました。
「お金があって羨ましい」
「綺麗で羨ましい」
「いつも楽しそうで羨ましい」
自分にとって
他人の良い部分だけを見ての羨ましい感情。
羨ましい=自分もなりたい(欲しい)だったのです。
お金や美貌、地位など、人にとって魅力的なものが並べば、誰もが羨ましいと思うことがあるはずです。
いろいろな魅力が沢山つまったデパートにいるかのように、あれもこれも欲しい。その欲しい気持ちから羨ましい気持ちに変化していくのです。
わたしも実は羨ましいと思われることがありました。
- いつも楽しそうでいいな
- 仕事も好きな仕事で働けていいな
- 家もあり、ペットも飼って家族仲良しでいいな
このことはずっと言われ続けてきました。
魅力的に思われるのはとても嬉しいことですが
物事には光と影が存在します。
- いつも楽しそう
A.しんみりした空気が好きじゃないので頑張って楽しくしてる。 - 仕事も好きな仕事で働く
A.どんな仕事でも明暗の部分があります。いかに暗の部分を乗り越えるか。いつも闘っています(笑) - 家もペットも家族も
A.いつも財布と睨めっこしています。ペットを飼うことは、子供一人増えたと思えるくらい大変なことです。その中で家族楽しくしていくことは、相手を思いやる気持ちが欠かせません。
他人からすると羨ましいと思う事柄は、実は物事の裏側や員の部分を見逃してしまいがちです。
この裏側を知っていると、意外と大変なのかも。そんなに魅力的じゃないな。と羨ましい気持ちも薄れていきます。
自分の全てを失っても望むことなのか?
自分の全てを失っても、
羨ましいと思える人になりたいか?
自分の顔や身体や健康、そして家族や廻りの環境など、羨ましいと思えることに自分の環境を置き換えてみると自分の大切さがわかることがあります。
自分を生きることは他人になるということを想像することで、今ある自分のある幸せを感じれたり、大切だと思えたり、自己肯定が上がると心理学的にも言われています。
幸せの基準は一人一人違います。
一人一人違うが故に生じてしまう羨ましいという感情。
特に、わたしのように負けず嫌いの方が多いかもしれません。勝てないからこそ、羨ましいという感情。
そうなのであれば、自分の努力次第で変わることだってできるのです。
嫉妬やマイナスの感情を武器にして努力する。
努力しているうちに羨ましいなどのモヤモヤした気持ちはいつの間にか消えているはずです。

おわりに
他人が羨ましいという心理になったら、モヤモヤの気持ちになってしまう前に、自分の魅力や長所を再確認するチャンスだと思うことが大切です。
他人は他人。
自分は自分。
他人を羨むことをゼロにすることは無理です。
まずは、他人を羨ましいと思うことにOKサインを出すことから始めてみましょう。