子供が大きくなると
次第に子離れの時期がやがてやってきます。
最近では
子離れできない親が増えていると言われています。
子離れできない親の元で育った子供は
親に反抗してしまったり
自立できなかったり
子供も親離れが遠のく可能性があります。
今回は、親としては嬉しくもあり、寂しくもあり、悲しくもありと情緒不安定になりがちの「子離れについて」の記事を紹介させて頂きます。
子離れの方法とは?
子離れの意味とは
親が子供の自立性を尊重し
親としての役割から離れること。
子供への干渉をやめること。
親が自立すること
子離れができない親は
親が子に依存していることが考えられるでしょう。
親が自立できないから、子供に何か理由をつけて離れようとしないのです。
子離れをすべきときは必ずあります。
自立とは、精神的な自立です。
親として、子供の自立を理解することが大切になってきます。
自分の楽しみを見つけよう
子供とずっと過ごしてきたこともあり
子供が離れることで寂しさから子離れできない理由の一つになることがあります。
子供がいなくても楽しめるよう、自分の楽しみを見つけていきたいものです。
趣味を楽しんだり、旅行をしたり
子供への連絡は少なくしていくことで
自然と子離れができるようになっていきます。

親の自分から親離れすること
子離れというと
自分と子供の間の関係性だけを考えてしまいがちになってしまいます。
自分の好きなこともあるし
子離れしようとしている。
それでも上手く子離れできないのは
「親だった自分」が顔を覗かせるからです。
子離れした自分になろうとしても
親だった自分は
「いつもがんばらなければいけない」
「廻りに迷惑をかけてはいけない」
「自分の気持ちを言ってはいけない」
「でしゃばってはいけない」
「好きなことをしてはいけない」
「我慢しなければならない」
親だった自分が顔を覗かせるのです。
「親の自分」は誰の中にもいます。
いつもそばにいてくれて
親の代わりをしてくれて
自分を親のように見守ると同時に
守られていました。
「親の自分」はいろんな不安や恐怖から
自分を守ってきてくれてたのです。
だから
「親の自分」から離れようとすることは
「親の自分」はとても怖いのです。
自分が怖いと思うことに立ち向かうことが
とても寂しいし怖いのです。
自分が自立して変わろうとすればするほど
「親の自分」は
過去に大変だったことや
苦労したこと
楽しかったことを思い出させます。
「親の自分」を引き止めたくて
自分に見せているのです。
「もう大丈夫だよ!」
「親の自分」から親離れすること。
「親の自分」が子離れすること。
自分と向き合い
笑顔で満たしていこう。

子離れの時期とは?
親離れや子離れの時期は明確ではありません。
「普通」などないのです。
ご家庭の状況によって
親離れ子離れの時期は様々です。
何かの節目をもって、親離れ子離れするという線引きができるようなものではありません。お子さんの成長に応じて少しずつ離れていくというイメージを持っていた方がいいかもしれません。
赤ちゃんが少しずつ大きくなり
幼稚園や保育園に入り、親と常に一緒ではない時間ができたときから、徐々にお子さんには自分の考えなどを抱くようになります。
時期に悩んで焦るよりも
少しずつ親離れ・子離れを進めていくといいかもしれません。
それぞれの時期に応じた親子の関係を保つこと。
自然と親離れ・子離れをしていくものだと理解しておくことが大切です。
少しずつ親離れ・子離れを進めていくといいかもしれませんね。

子離れできる親になるために
子供の成長に応じ
自然に親離れするためには
「親が子供の成長を認めてあげること」がとても大切です。
子供を心配することは
親として当たり前のことです。
しかし子供の選択に口を挟みすぎてしまったり
世話をやきすぎてしまったりと
時期に応じて見直しする必要があるのかもしれません。
子どもが成長に応じて、自然に親離れしていくためには、親が子どもの成長を認めてあげることが大切です。
おわりに
子離れは親にとっては
とても寂しいものです。
親の考え方や感情をすぐすぐ変えていくことはとても難しいことです。
子供も一人の人なんだと意識をしていくことで、子供の成長と親の自立を目指し、お互いの関係性をいつまでも良いものにしていくためにも親子の関係を見つめ直す時期があります。
いつまでも子供は大切な存在です。
いつまでも温かく見守っていきたいですね。
